本日のカウンセリング

【第77話】 埋没法でシミュレーション二重!? (2021/06/25)


多くの患者様が、美容整形アプリやSNSに投稿された当院の感想を見て来院されます。個人単位でいろんな情報が発信され共有されているようで、最近来られた何名かの患者さまが共通しておっしゃられたことがありました。
それが「切開前のシミュレーションとして埋没法で二重にしてほしい。」というご相談です。どうやら「埋没=戻りやすい」、「切開=半永久的」という間違った認識を持たれており、埋没法で二重のイメージを確認してから、改めて切開法を受けることをお勧め(?)されていたそうです。
皆さん、服の試着位の感覚で手術を受けようとされているのに、少し驚きました。
まず根本的に誤解されているのが切開法は半永久だということです。基本的に埋没法も切開法も二重を作る根本的な仕組みは同じです(参考:二重瞼のページ)。目を開け閉めする筋肉にかかる負担が強ければ、ラインが浅くなる(消失する)可能性が高まります。
このため、当院では筋肉に負担のかかりにくい幅にしていただくことをお勧めしています(詳細はカウンセリングで説明しています)。もちろん、タルミや厚みがあり切開法を行うメリットのある方には、切開法をお勧めさせていただくこともございます。
因みに、埋没法をシミュレーションと考えておられた方々は10代、20代の若い方ばかりです。切開の必要は無く、埋没法で十分ラインを出せるとカウンセリングでお伝えすると、皆さん来院前の認識が間違っていたことに驚かれます。
お帰りの際には、カウンセリングを受けに来て良かったと喜んでいただいております。
それにしても、埋没法が切開のシミュレーションだなんて誰が言い出したのでしょうね。