本日のカウンセリング

【第71話】 韓国でプチ整形 (2020/12/21)


定期的にヒアルロン酸とボトックスの注射を受けに来られる患者さんから、某女性アイドルがテレビでヒアルロン酸注入やボトックス注射を受けたことを話していたとお聞きしました。
そういったテレビ番組は最近よく見かけますが、その女性アイドルは韓国まで施術を受けに行っているという事でした。その理由は、安いからだそうです。また、最近では日本語の分かるスタッフがいるケースもあるらしく、昔に比べて言葉の心配は減っているとか。(どこまで意志の疎通が行われているのか分かりませんが・・・。)
当院に来院される患者さんにも、韓国で色々と施術を受けてきたという方はおられます。しかし、そういった方々に一様に言えるのは、“極端な変化の仕上がり”になりがちという点です。勿論、好みもありますし、全ての方が不自然な仕上がりだとは言いません。
ただ、韓国で手術を受けられた方が、その“極端な変化による不自然さ”の修正希望で当院に来られる事が少なくはありません。
当院の院長はキャリア30年以上のベテランで、患者さんの要望には臨機応変に対応してくれます。そんな経験豊富な院長でも、海外で受けられた施術の修正は何をされて(何を注入されて)そうなったのかが分からないため、頭を抱えるケースもあります。
価値観は人それぞれですし、費用面を気にされるのは当然です。
ただ、一番に考えて欲しいのは“本当に安心して任せられるか”、“きちんと医師やカウンセラーとコミュニケーションが取れているか”です。どうも一番大切な部分が、忘れられているように思えて仕方ありません。
余談ですが、当院に来られる患者さんは“自然な変化で美しくなりたいという方”や、過去に“値段につられて後悔した経験がある方”が多い様に感じます。今回の患者さんも「わざわざ韓国まで行かんでもなぁ?」と、笑っておられました。