本日のカウンセリング

【第101話】 “だゆんだゆん”な瞼[2023/12/10]


本日、二重のご相談で20代前半の女性が来院されました。
普段はアイプチを使っておられるのですが、最近は思ったような二重が作れず困っておられるとのことでした。もし、納得できるような自然で綺麗な二重になれるのなら、手術を検討してみようという事で来院されました。
アイプチはご自身の思った通りのラインで、簡単に二重瞼を作れる便利なアイテムです。類似品を含め、使っている方(使ったことがある方)はかなり多いのではないでしょうか。
ただ、粘着剤をつける瞼の皮膚は非常に薄くデリケートです。皮膚が炎症を起こしたり、色素沈着を生じたりすることもあります。また、継続使用することで瞼の皮膚が伸びることも少なくありません。
今日の患者さんも、お話の中で「ずっとアイプチしてたから、瞼が伸びて“だゆんだゆん”になっちゃってるんです!」とおっしゃられていました。アイプチで二重が作りにくくなったというのも、そのあたりが原因なのかもしれません。
見た目には、そこまで瞼が伸びているとは感じませんが、ご本人様からすれば気になるところなのだと思います。院長が二重を作ってくれる際も、しきりに「“だゆんだゆん”でしょ」と繰り返されていました。
ところが、鏡越しに作った二重をみると、「こんな自然で綺麗な二重にできるんですか!?」と驚かれたようで、「今から手術をしてください!」と突然おっしゃられました。残念ながら予約が一杯で、今からはできない事をお伝えすると、「じゃぁ」と、最短のスケジュールで手術の予約を取って帰られました。
毎朝、(身支度が)大変だともお聞きしていたので、手術を受けるなら1日でも早くしてアイプチから解放されたいと想われたのかもしれませんね。気に入っていただけたことだけは間違いないと思います。
それにしても、“だゆんだゆん”とはうまい表現をされるものだと、今になって感心してしまいました。