本日のカウンセリング

【第51話】 他院の埋没法修正(2019/08/09)


先日、他院で受けられた二重埋没法の糸の抜去をご希望の方がご来院されました。
術後まだ10日ほどとのことでしたが、術後からずっと強い違和感や頭痛があり、目を普通に開くのが辛い状況でとても困っているとおっしゃっていました。見た目にもとても重たそうな、眠そうな目元をされていました。
院長が診察で瞼の裏側を拝見すると、埋没法で糸を強く引っ張りすぎているためか、瞼板がかなり強く変形しています。これだと違和感が出手も仕方がないということでした。また、強く引っ張られているので上眼瞼挙筋にも大きな負担がかかり、目が開き辛くなっているという状況でした。
瞼の表面から糸の位置がわかりましたので、その場で問題の埋没糸は抜去させていただきました。当然、二重のラインは無くなりましたが、「あの嫌な違和感や頭痛がなくなりました!!」と、とてもすっきりとした表情でおっしゃいました。
数日様子をみて完璧に違和感がなくなり瞼板の変形も消失が確認出来たので、改めて当院にて埋没法で二重を作らせていただきました。以前、他院で作られた二重と同じラインでデザインを行いましたが、先日の様に重たく見える不自然な二重にはなりません。
どうやら、二重の幅が広く挙筋に負担をかけていた訳ではなく、手術方法に問題があったようです。
術後、患者様も「先生によってこんなに仕上がりが違うんですね。もっと慎重になるべきだったんだなぁ」とおっしゃっていました。
ご承知の方も多いかとは思いますが、世間一般にプチ整形と言われる整形であっても、不明点や不安な点などがあればすべて納得いくまでカウンセリングで尋ねてください。決して安易には受けられませんように。